MaxImDL/CCD ver3.0の測光機能の評価

パターンマッチングを中心として

 

以前から撮像に使っていたMaxImDL/CCDが、ver.3になって測光機能がついたというので試してみました。

まず、連続測光の画像から、(テストなので)視野の大きくずれた2枚の画像を用意しました。

子午線を超えるところで、望遠鏡を反転した際に、ずれてしまった画像です。

 

この1枚目で、比較星、目的星、チェック星を指定します。

 

すると自動的に、もう一枚の画像でも、パターンマッチングして同じ星を捜して、マークされます。

例では2枚でしたが、もちろん何枚でもOKです。

光度曲線も描いてくれます。

光度曲線上で、注目したい観測をクリックすれば、その画像を表示してくれます。

何らかの不具合で、測光値がおかしな画像などは、その場で、除外できます。

もちろん、測光結果は、テキストファイルで保存できます。

なかなか使えそうな印象です。