Q. フィルターはどうすればいいの
A. 測光バンド、測光用フィルタ としては、Johnson-CousinsのUBVRcIcが、ポピュラーです。
CCDや光学系によっては、UやBバンドは感度が低く使えない場合がありあります。更に、Uバンドは、屈折望遠鏡ではレ ンズによる吸収が大きいです。また、CCD前面のガラス窓の透過率 も問題となります。
フィルターは、市販の完成品もありますが、高価です(参考参照)。自分でフィルターを組み合わせて作る場合は、フィルタ によっては耐候性の悪いもの があるので、工夫が必要です。
なお、食変光星の極小時刻を決める、周期を決めるなどの観測は、フィルタが無くてもそれなりの結果がだせます。
(特に、くらい星を測る場合など、光量を稼ぐ目的で、わざわざフィルターをつけないで撮影する場合もあります。)
参考
市販のフィルターの例
SBIG
販売店
Adirondack
自作される方のために
http://www.aao.gov.au/local/www/sl/filters.html
CCD Astronomy Vol.2 No.4 1995