winGSCV

加藤太一氏の作られたWindows用の星図表示ソフトです。
Hubble宇宙望遠鏡用の Guide Star Catalogの表示用ソフトとして開発されました。
最近は、類似の機能のソフトも増えましたが、IRAS-PSC等も表示させられることから新星と紛らわしい赤色変光星をチェックしやすいこと、後から天体を足すのが容易なこと等から、新星捜索者を中心に、まだ、使われています。

カタログデータ込みだとサイズが大きいので、CD-Rでの配布にしています。興味のある方はお問い合わせください。

使い方は難しくはありませんが、データ格納先のフォルダーを環境変数で指定しないといけないので、PC初心者には敷居が高いと思われたので以下、セットアップを中心に、説明します・

[インストール]
CD-Rのままでも使用できますが、ハードディスクへコピーしたほうが使いやすいと思います。
ここでは、Cドライブに、wingscvというフォルダーを作ってそこへコピーした例で説明を続けます。
#CD-Rのまま使う方や、ほかのドライブにコピーされる方は適宜読み替えてください。
なお、Windows XPでの操作で説明します。


さて、Cドライブに、wingscvというフォルダーを作ってそこへCD-Rの中身をすべてコピーしました。


環境変数の設定をします。
c:\wingscv\wingscvにあるsample.batをメモ帳で開いて、以下のように編集してください。

set sys2=c:\wingscv\wingscv
set gscdir2=c:\wingscv\gscdata
set iraspsc=c:\wingscv\psc
set irasvshow=Y
set chartdir=c:\wingscv\sao
set defepoch=2000.0
set disepoch=2000.0
set stname2=c:\wingscv\bd;c:\wingscv\newvar;c:\wingscv\cat32;c:\wingscv\hip;c:\wingscv\tycho2;c:\wingscv\gcvs
c:\wingscv\wingscv\wingsc32.exe

細かいので注意深く入力するか、コピー&ペーストしてください。
wingscv.batという名前で保存します。
これで設定完了です。


[起動]
winfgscvフォルダー中のwingscvフォルダーのwingscv.batをダブルクリックします。
星が表示されなかったら、環境変数の入力に間違いがないかチェックしてください。

[星の追加]
執筆中