MEI/NEKOの天文日記
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2002年11月20日(水) くもり
いつもこの時期は、近所の国際会議場で、国際シンポジュームです。
歩いて国際会議にいけるのは、つくばに居るメリットですね。
さて、しし群なのに天候がすぐれませんでした。
しかし、今年は、電波観測も始めたので、どうにか片鱗をつかめました。
出現のピークは、ヨーロッパ、アメリカと、地球の裏側だったのでどうにもならなかったのですが、19日午前中には、沢山のエコーが捕らえられました。
ソフマップの39800の牛丼パソコンを買ったので、連続観測のめども立ったのですが、問題は、データ整理です。
ただでさえ、変光星観測の整理だけでも、オーバーワーク気味なのに、これ以上、データを増やしてどうするのでしょう。
2002年11月18日(月) 晴れ
さて、明日の明け方が、しし群の本番です。
うちのHRO観測も、
リアルタイムで公開されている結果と照らし合わせて、どうやらちゃんとエコーが捕らえられていることに自信がついてきました。
しかし、いかんせん他所より、数は少ないです。
どうやら、りっぱなアンテナを使っている方の方が、捕らえられている数が多いようですし。
やはり、うちの非力なアンテナの仕業でしょうか。
週末、無線屋でアンテナの品定めをしてきましたが、1/2λくらいのダイポールなら、ベランダに設置できるかな?
とか言う感触でした。
ただし、うちは8Fなので、しっかり取り付けておかないと、落下とかしたら大事になりそうです。
どれくらい改善されるかも未知数ですので、躊躇しています。
#もちろん、眼視もやらないとね??
2002年11月15日(金) くもり
しし群を目前にして、
HROの試行を始めました。
流星電波観測ガイドブックに載っている写真でIC-R75の設定の確認したり、ソフトの画面写真を頼りしたりしています。、
新しいことを始めるというのは、楽しいものです。
やはり、他の方の観測と比べるとエコー数が少ないようです。
アンテナが非力なのが、ネックなのでしょうか?
HPとかを見ていると、同じようなアンテナでがんばっておられる方もいらしゃるので、しばらくは、試行錯誤してみます。
とりあえず、ネックは、やはりノイズだと思っています。
PC本体のほかに、LANケーブルあたりからもノイズが出ているようです。
今日、長めの録音ケーブルを買ってきて、PCと受信機を離したら、やや、軽減されました。
とりあえず、天候が悪いのを頼りに、CCD撮影用のPCを流用しています。
晴れたら、使えないので、どうにかしないといけません。
2002年11月12日(火) くもり
今日は、ちょっと毛色の変わった話を1つ。
東京理科大の小松 彦三郎先生の講演「
なぜ数学は教育の中心にあるか」の記録の中に、
20世紀初頭の教育者ジョン・ペリーの講演予稿が紹介されていて、次のような、1文がありました
二十世紀の人間で、自然科学の原則によって教育された目をもたない
者は、歴史や文学からも適確な教訓を得ることができない。彼の想像力は委縮する。
彼は悪い市民である。というのはあらゆる種類の山師のなすがままになるからであ
る。
すばらしすぎる。
2002年11月8日(金) 晴れ
食変光星キャンペーンが始まりました。
すでに、沢山、報告をいただきました。詳しくは、
キャンペーンのHPをどうぞ。
わたしは、しばらくは、裏方に徹することになりそうです。
いて座新星2002-4=V4744 Sgrは、藤井貢さんのスペクトル観測で、新星が確定したようです。良かったです。
それと入れ替わりで、
CW Monの増光の観測は始めました。
視線速度観測から、軌道面が視線方向と近いことがわかっていた星で、増光時にも食が期待されると言うことでした。
案の定、11/3、11/4の観測で、軌道周期の4時間と一致する食が減光が観測されて、ほくほくだったのですが。
続く11/5、11/6の観測では、準周期変動みたいなのが現れだして、とたんにわからなくなってしまいました。
どっちにしろ、増光の進行に合わせたアクリーションディスクのダイナミックな変化が捕らえられているようで、楽しいです。
#引き替えで、疲れて、へとへとですが。
夜半前、食変光星も沢山撮っているのですが、測る時間が取れません(ひぃ。